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第14回さかわ・酒蔵ロード劇場2021



晩秋の静寂のなか無観客で開催された、「第14回さかわ・酒蔵ロード劇場2021」。
去年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客開催の様子をオリジナルムービーとして公開。
佐川町出身の方をはじめ、様々なアーティストの作品が集結。歴史的建造物が立ち並ぶ佐川町上町地区にのびる「酒蔵の道」を舞台に、光と音楽の作品をじっくりとお楽しみください。
【あいさつ】
佐川町長 片岡雄司
一般社団法人 さかわ観光協会会長 大山 端
【ダイジェスト】
挿入曲:New道/ fairy pitta
【作家別に作品を見る】

●葛目結〈イラストレーター〉
高知市在住。高知大学教育学部芸術文化コース卒業。主に人物をモチーフにして、絵画やイラストを制作。2009年から、個展の開催やグループ展などに参加・発表を続けている。
〈コンセプト〉
夜の佐川町をイメージしました。バイカオウレンを中心に野草を描いています。
作品場所:司牡丹 ビン詰め工場
●里見和彦〈展示デザイナー〉
高知市在住。高知県立牧野植物園勤務を経て、2017年に里見デザイン室開室。2018年より、さかわ・酒蔵ロード劇場で作品を公開。高知新聞の連載「日日是植物(にちにちこれしょくぶつ)」にイラストを掲載中。
〈コンセプト〉
来年2022年は、佐川町出身の世界的な植物学者、牧野富太郎博士の生誕160年の記念の年です。
そんな牧野博士にちなんだ、佐川町のすてきな活動「まちまるごと植物園」のポスターのイラストを昨年描かせていただきました。
あの絵には僕の、佐川町と牧野さんへの愛情が詰まっています。そんなわけで今回の酒蔵ロード劇場のイラストは、その「まちまるごと植物園」に入り込んで散策できるような、立体的な絵にしてみました。
佐川町の5つのエリアの植物や自然が描かれる中に、10人の牧野富太郎さんが楽しそうに遊んでいます。
この絵のように、町の人たちが植物を通してつながりあい、平和でゆたかな佐川町になることを願っています。
作品場所:司牡丹 焼酎蔵
●石川由以 〈デザイナー・イラストレーター〉
中土佐町大野見在住。高知市のデザイン会社で勤務後、独立。 主に福祉、子育て、住宅、キャラクターのデザイン、書籍挿絵などに携わる。佐川町では牧野公園のパンフレットや手ぬぐいのイラストを担当。
〈佐川文庫庫舎 コンセプト〉
今年の3月、半世紀ぶりに里帰りした明治時代の列車と、明治19年に建築され、のちに田中光顕さんにより寄贈された青山文庫庫舎。
列車は当時、車内で本などを閲覧することができ、町民に親しまれたそうです。
明治時代、それまでの「当たり前」が大きく変わったであろう時を思い浮かべながら、時代が変わる時の苦難を越え訪れた、新たな楽しみと、希望を描きました。
現代、コロナを始め、苦しいことがあった方や、日常の中でも、必死で頑張っている方が多くいらっしゃると思います。
私自身も、決断の年になりました。
頑張ってきたみなさんに、どうか嬉しい楽しいことが訪れるよう、
心の中に、綺麗な花が、あたたかい音楽が広がりますように、願いを込めて。
作品場所:佐川文庫庫舎
〈清源寺 石垣 コンセプト〉
牧野博士が名付けた花々が咲き誇る、豊かなで美しい佐川町の野山。
希望をホタルの光に乗せて。
作品場所:清源寺 石垣
●さだひさお 〈イラストレーター〉
高知市在住。子ども達の日常のワンシーンをイラストで描く。2017年より佐川町で個展を開催。
〈コンセプト〉
子どもは いつの時代も 健気で優しい
私たち大人は ひとり残らず 昔は子どもだった
だから 子どもをみていると 懐かしく愛おしい
コロナの時代 一番我慢してきたのは 子ども達
そして今も 一番我慢している
でも ひたすら我慢して身を小さくしている今は
未来へジャンプするためだよね
もうすぐ あの空にジャンプできますように!
作品場所:酒ギャラリー ほてい(焼酎蔵)
●fairy pitta
2015年に高知県にて結成。楽団名は高知県の県鳥「ヤイロチョウ」の学名。弦楽器や管楽器などの普段クラシックで使う楽器から雅楽で使う龍笛など、多彩な楽器を使って演奏。7人編成のほか各自ソロ活動やユニットの活動も各地で行っている。
作品場所:佐川文庫庫舎
挿入曲:New道 /fairy pitta
●橋村政海 〈面白アート作家〉
佐川町在住。漫画やイラスト、お菓子や食品のパロディ、パラパラアニメや面白彫刻などの創作活動を展開している。
作品場所:司牡丹 ビン詰め工場
●ハナカタ マサキ 〈作曲家〉
佐川町在住の作曲家。多数の楽器を使って音楽を作る宅録作家であり、イラストも描く。fairy pittaのメンバーの一人。
HP:https://www.youtube.com/channel/UCT6NxTrI3UZdvNUSvIWEx3g
作品場所:司牡丹 ビン詰め工場
●さかわ発明ラボ
佐川町内でデジタル工作機器を備えたコミュニティスペースを運営。
地域に根ざしたものづくりを軸に、商品開発やワークショップ企画等幅広く活動。
〈コンセプト〉
土佐三名園の一つである青源寺の庭からインスピレーションを受け、鯉や睡蓮やカワセミなどをモチーフに土佐和紙を使って造形し、レーザーカットで作った仕掛けで動いてLEDで光る木のおもちゃです。
秋の夜長に着物の女性の似合う幻想的な茶室と庭園を表現しました。
作品場所:清源寺 北
●放課後発明クラブ
佐川町の子どもたちに“ものづくりを通して豊かな心を育んでもらいたい”という想いから始まった、ものづくり体験ワークショップ。さかわ発明ラボが運営し、町内の小中学生を対象に定期的に活動している。
〈コンセプト〉
発明ラボの前を流れる春日川には昔からカッパが住んじゅう言い伝えがある。そんなカッパがこの前、発明ラボに遊びにきたがやけど、最近、地球全体の環境が悪くなって妖怪が減っちゅうがやって。それやったら放課後発明クラブで、新しい妖怪の友達を作ってあげよう!いうことで、放課後発明クラブではSDGsをテーマに、環境に優しいオリジナル妖怪をつくったがよ。ペットボトルを再利用して小さい妖怪は個人で製作、土佐和紙をつかった張子の大きい妖怪はグループで製作した。妖怪は怖いだけじゃなく、人の生活の知恵から生まれちょったり、いい面や親しみやすさを持っちゅうことも多いきね。クラブのみんながそれぞれ環境について向き合い、環境に悪いことをした人をこらしめる妖怪や、環境に優しいことをしてくれる妖怪など、それぞれ個性の光る妖怪たちの百鬼夜行が酒蔵ロードを通るぜよ!
作品場所:清源寺 北
●小泉 斉 〈ひょうたんランプ作家〉
四万十市在住。HyotanMAGICは、ひょうたんの中に彩りを吹き込むオリジナル技法。ガラスから放たれるほのかな光は天井や壁などに光のマジックを広げる。
〈コンセプト〉
"コロチン ~コロナのサキノアカリ"。
作品場所:竹村家住宅
●竹花 綾 〈デザイナー〉
佐川町在住。田舎の小さなデザイン屋「花咲社」を営む。地域の文化や伝統工芸技法から表現方法を探り、制作を行っている。
〈コンセプト〉
宇宙からやってきた恐竜・ザウルスが佐川の春夏秋冬を駆け抜けます。
にしむらのパンに桜とぼんぼり、文殊様の夏祭りと、好きな佐川が詰まっています。
作品場所:酒ギャラリー ほてい
挿入曲:Radio JAM#1(81.6) /ハナカタマサキ
●RKCプロダクション
映像やデザインを手がける、高知市の制作会社。躍動感あるアニメーションが白壁を彩る。
〈コンセプト〉
「“酒蔵の道”で“酒の道”を知る」
古くから酒造りが行われてきた酒蔵ロード(酒蔵の道)で、米から酒がつくられ、桜の下皆で酒を楽しむ。つくられた酒は「酒ギャラリーほてい」に並ぶ。
作品場所:竹村家土蔵
●児童・生徒作品
佐川町内の小・中学生の絵やイラストが町並みを彩る。
作品場所:司牡丹5号庫
●嶋崎 楓
佐川高校2年・地域マネジメント部。今回初参加となる。
〈コンセプト〉
「佐川のものを知ってもらう」
地元の子供たちは意外と佐川町について知りません。なので佐川町についてなにか少しでも知って欲しかったので、佐川町の偉人と言えば牧野富太郎さん。牧野富太郎さんといえば植物。ということで、牧野富太郎さんの命名した植物を描かせていただきました。
作品場所:旧竹村呉服店 「キリン館」
去年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客開催の様子をオリジナルムービーとして公開。
佐川町出身の方をはじめ、様々なアーティストの作品が集結。歴史的建造物が立ち並ぶ佐川町上町地区にのびる「酒蔵の道」を舞台に、光と音楽の作品をじっくりとお楽しみください。
【あいさつ】
佐川町長 片岡雄司
一般社団法人 さかわ観光協会会長 大山 端
【ダイジェスト】
挿入曲:New道/ fairy pitta
【作家別に作品を見る】

●葛目結〈イラストレーター〉
高知市在住。高知大学教育学部芸術文化コース卒業。主に人物をモチーフにして、絵画やイラストを制作。2009年から、個展の開催やグループ展などに参加・発表を続けている。
〈コンセプト〉
夜の佐川町をイメージしました。バイカオウレンを中心に野草を描いています。
作品場所:司牡丹 ビン詰め工場
●里見和彦〈展示デザイナー〉
高知市在住。高知県立牧野植物園勤務を経て、2017年に里見デザイン室開室。2018年より、さかわ・酒蔵ロード劇場で作品を公開。高知新聞の連載「日日是植物(にちにちこれしょくぶつ)」にイラストを掲載中。
〈コンセプト〉
来年2022年は、佐川町出身の世界的な植物学者、牧野富太郎博士の生誕160年の記念の年です。
そんな牧野博士にちなんだ、佐川町のすてきな活動「まちまるごと植物園」のポスターのイラストを昨年描かせていただきました。
あの絵には僕の、佐川町と牧野さんへの愛情が詰まっています。そんなわけで今回の酒蔵ロード劇場のイラストは、その「まちまるごと植物園」に入り込んで散策できるような、立体的な絵にしてみました。
佐川町の5つのエリアの植物や自然が描かれる中に、10人の牧野富太郎さんが楽しそうに遊んでいます。
この絵のように、町の人たちが植物を通してつながりあい、平和でゆたかな佐川町になることを願っています。
作品場所:司牡丹 焼酎蔵
●石川由以 〈デザイナー・イラストレーター〉
中土佐町大野見在住。高知市のデザイン会社で勤務後、独立。 主に福祉、子育て、住宅、キャラクターのデザイン、書籍挿絵などに携わる。佐川町では牧野公園のパンフレットや手ぬぐいのイラストを担当。
〈佐川文庫庫舎 コンセプト〉
今年の3月、半世紀ぶりに里帰りした明治時代の列車と、明治19年に建築され、のちに田中光顕さんにより寄贈された青山文庫庫舎。
列車は当時、車内で本などを閲覧することができ、町民に親しまれたそうです。
明治時代、それまでの「当たり前」が大きく変わったであろう時を思い浮かべながら、時代が変わる時の苦難を越え訪れた、新たな楽しみと、希望を描きました。
現代、コロナを始め、苦しいことがあった方や、日常の中でも、必死で頑張っている方が多くいらっしゃると思います。
私自身も、決断の年になりました。
頑張ってきたみなさんに、どうか嬉しい楽しいことが訪れるよう、
心の中に、綺麗な花が、あたたかい音楽が広がりますように、願いを込めて。
作品場所:佐川文庫庫舎
〈清源寺 石垣 コンセプト〉
牧野博士が名付けた花々が咲き誇る、豊かなで美しい佐川町の野山。
希望をホタルの光に乗せて。
作品場所:清源寺 石垣
●さだひさお 〈イラストレーター〉
高知市在住。子ども達の日常のワンシーンをイラストで描く。2017年より佐川町で個展を開催。
〈コンセプト〉
子どもは いつの時代も 健気で優しい
私たち大人は ひとり残らず 昔は子どもだった
だから 子どもをみていると 懐かしく愛おしい
コロナの時代 一番我慢してきたのは 子ども達
そして今も 一番我慢している
でも ひたすら我慢して身を小さくしている今は
未来へジャンプするためだよね
もうすぐ あの空にジャンプできますように!
作品場所:酒ギャラリー ほてい(焼酎蔵)
●fairy pitta
2015年に高知県にて結成。楽団名は高知県の県鳥「ヤイロチョウ」の学名。弦楽器や管楽器などの普段クラシックで使う楽器から雅楽で使う龍笛など、多彩な楽器を使って演奏。7人編成のほか各自ソロ活動やユニットの活動も各地で行っている。
作品場所:佐川文庫庫舎
挿入曲:New道 /fairy pitta
●橋村政海 〈面白アート作家〉
佐川町在住。漫画やイラスト、お菓子や食品のパロディ、パラパラアニメや面白彫刻などの創作活動を展開している。
作品場所:司牡丹 ビン詰め工場
●ハナカタ マサキ 〈作曲家〉
佐川町在住の作曲家。多数の楽器を使って音楽を作る宅録作家であり、イラストも描く。fairy pittaのメンバーの一人。
HP:https://www.youtube.com/channel/UCT6NxTrI3UZdvNUSvIWEx3g
作品場所:司牡丹 ビン詰め工場
●さかわ発明ラボ
佐川町内でデジタル工作機器を備えたコミュニティスペースを運営。
地域に根ざしたものづくりを軸に、商品開発やワークショップ企画等幅広く活動。
〈コンセプト〉
土佐三名園の一つである青源寺の庭からインスピレーションを受け、鯉や睡蓮やカワセミなどをモチーフに土佐和紙を使って造形し、レーザーカットで作った仕掛けで動いてLEDで光る木のおもちゃです。
秋の夜長に着物の女性の似合う幻想的な茶室と庭園を表現しました。
作品場所:清源寺 北
●放課後発明クラブ
佐川町の子どもたちに“ものづくりを通して豊かな心を育んでもらいたい”という想いから始まった、ものづくり体験ワークショップ。さかわ発明ラボが運営し、町内の小中学生を対象に定期的に活動している。
〈コンセプト〉
発明ラボの前を流れる春日川には昔からカッパが住んじゅう言い伝えがある。そんなカッパがこの前、発明ラボに遊びにきたがやけど、最近、地球全体の環境が悪くなって妖怪が減っちゅうがやって。それやったら放課後発明クラブで、新しい妖怪の友達を作ってあげよう!いうことで、放課後発明クラブではSDGsをテーマに、環境に優しいオリジナル妖怪をつくったがよ。ペットボトルを再利用して小さい妖怪は個人で製作、土佐和紙をつかった張子の大きい妖怪はグループで製作した。妖怪は怖いだけじゃなく、人の生活の知恵から生まれちょったり、いい面や親しみやすさを持っちゅうことも多いきね。クラブのみんながそれぞれ環境について向き合い、環境に悪いことをした人をこらしめる妖怪や、環境に優しいことをしてくれる妖怪など、それぞれ個性の光る妖怪たちの百鬼夜行が酒蔵ロードを通るぜよ!
作品場所:清源寺 北
●小泉 斉 〈ひょうたんランプ作家〉
四万十市在住。HyotanMAGICは、ひょうたんの中に彩りを吹き込むオリジナル技法。ガラスから放たれるほのかな光は天井や壁などに光のマジックを広げる。
〈コンセプト〉
"コロチン ~コロナのサキノアカリ"。
作品場所:竹村家住宅
●竹花 綾 〈デザイナー〉
佐川町在住。田舎の小さなデザイン屋「花咲社」を営む。地域の文化や伝統工芸技法から表現方法を探り、制作を行っている。
〈コンセプト〉
宇宙からやってきた恐竜・ザウルスが佐川の春夏秋冬を駆け抜けます。
にしむらのパンに桜とぼんぼり、文殊様の夏祭りと、好きな佐川が詰まっています。
作品場所:酒ギャラリー ほてい
挿入曲:Radio JAM#1(81.6) /ハナカタマサキ
●RKCプロダクション
映像やデザインを手がける、高知市の制作会社。躍動感あるアニメーションが白壁を彩る。
〈コンセプト〉
「“酒蔵の道”で“酒の道”を知る」
古くから酒造りが行われてきた酒蔵ロード(酒蔵の道)で、米から酒がつくられ、桜の下皆で酒を楽しむ。つくられた酒は「酒ギャラリーほてい」に並ぶ。
作品場所:竹村家土蔵
●児童・生徒作品
佐川町内の小・中学生の絵やイラストが町並みを彩る。
作品場所:司牡丹5号庫
●嶋崎 楓
佐川高校2年・地域マネジメント部。今回初参加となる。
〈コンセプト〉
「佐川のものを知ってもらう」
地元の子供たちは意外と佐川町について知りません。なので佐川町についてなにか少しでも知って欲しかったので、佐川町の偉人と言えば牧野富太郎さん。牧野富太郎さんといえば植物。ということで、牧野富太郎さんの命名した植物を描かせていただきました。
作品場所:旧竹村呉服店 「キリン館」
- 開催時期
- 配信日時 12月10日(金) 17:30~
- 場所
- WEB配信(撮影は佐川町上町地区 酒蔵の道一帯)
- 電話番号
- 0889-20-9500