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さかわのしおり

佐川について

藩政時代、山内家の筆頭家老、深尾氏が城下町として築き上げ、栄えてきた佐川町。
まちのあちこちに、時代の息吹が感じられる場所がたくさん残されています。
歴史のかけらを探しに、伝統を大切に守る人々と出逢いに、
さかわのまちへ出かけてみませんか。

さかわ観光協会のシンボルになっているこちらのマークは、深尾家の家紋であり、現在では佐川町のお土産のデザインや店先の小旗など、上町を中心にいたるところで目にすることができます。

江戸時代、領主深尾氏は代々、教育に力を入れており文武両道を推奨してきました。
六代目茂澄公が「家塾」を開き、七代目繁寛公が郷校・名教館を創設し、家臣の子弟たちに学ばせました。
ここから、後の田中光顕、牧野富太郎ら、多くの文教人が巣立っています。
佐川の歴史、そして風土が生んだ偉人たちの業績は、いまも町の人々の誇りとして息づいています。

植物学者・牧野富太郎博士の出身地である佐川町では、植物に携わる活動が盛んで、町をあげて「まちまるごと植物園」という取り組みを行っています。
町のあちこちには牧野博士ゆかりの場所があり、上町地区にある牧野公園は日本の桜名所百選に選ばれており、地域住民が、牧野博士ゆかりの植物をはじめとする四季折々の山野草が楽しめる公園づくりをしています。

  • 佐川エリア

    中心部にある上町地区は、かつて城下町として栄え、主に商人が居を構えた町でした。現在でも伝統的な商家住宅や酒蔵などが街なみを形成しています。また、上町地区以外にも地球と生命の歴史をいろいろな角度から学ぶことができる「佐川地質館」や、スポーツ施設、文化ホール、名刹など、さまざまなジャンルのスポットがあります。

  • 斗賀野エリア

    のどかな田園地帯を見下ろすようにそびえるのは、標高674.9mの虚空蔵山です。
    お天気のいい日には、南は室戸岬から足摺岬まで太平洋を、北は幾重にも重なる四国山地の山並みを目にすることができます。 頂上までのハイキング、神秘的な滝や天文台、観光農園など、休日のおでかけにピッタリの心弾むエリアです。

  • 尾川エリア

    佐川町西部の尾川エリア。
    急峻な土地での昔ながらの生活風景は、映画のロケ地としても選ばれるほど美しい景観を誇っています。
    隠れた名勝として人気の長谷渓谷(ながたにけいこく)では、大小様々な滝があり、ふりそそぐ水と空気を一身に浴びながら沢をさかのぼるシャワークライミングも新しいレジャーとして人気です。

  • 黒岩エリア

    佐川町北部の黒岩エリアは、山に囲まれ盆地のようになっているため、昼夜の寒暖差が大きく、お茶や果樹の栽培に非常に適しています。
    またこのエリアには新高梨とりんごの収穫体験ができる果樹園もあり、特産の梨やイチゴを使ったジャムや農家の方たちが開発したフルーツを使ったスイーツも絶品です。

  • 加茂エリア

    佐川町東部の加茂エリア。
    標高207mの小富士山が訪れる人々を出迎えてくれます。秋になると、この名山に向かって長さ約1キロものコスモス通りが現れます。地元の人たちの手で大切に育てられてきた小川堤のコスモスです。春には、牧野博士が愛したバイカオウレンの群生も見ることができます。